グアンタナメーラ グアヒラ グアンタナメーラ♬
わたしより上の世代ならたぶん多くの人が聞いたことのあるキューバの歌です。
♪グアンタナメラ♫ |
しかし、今飲んでいる「グアンタナメラ」はスペインの会社のラム酒(正確に言うとラム・リキュール)。
そして原料のラム酒自体はドミニカ産。
キューバとは何の関係もありません。
ま、関係なくたっておいしければいいんだけど。
このところワインと日本酒が続いていたので久しぶりのラムです。
ワインと日本酒は醸造酒。
ラムとウィスキーと焼酎は蒸留酒。
周期的にどちらかに偏って飲みたくなる。
「グアンタナメラ」ははじめて飲むラム。
これまででいちばん甘いラム。
ロックではとても飲めないけれど、素朴な田舎の甘さみたいなとても感じの良い甘さです。砂糖なしでこれをモヒートにしたら絶対においしいはず。
なのですが、ミントもライムもない。
くーーーーーっ、残念。
冷凍庫から柚の実を探し出して、ひと房放り込み、炭酸水で割ったらこれがなかなかすばらしい!
ラムは製法や産地によるヴァリエーションの豊かさが魅力。
マルティニーク島、バルバドス、ドミニカのラムがわたしの好みです。
おいしいラムはロックで飲んで、カクテル風にすることはあまりないのですが、
「グアンタナメラ」はこんな風にしてもラムそのものの味がちゃんと生きている。「バカルディ」なんかと大違い。
インド洋のレユニオン島のラムです。
香りがすばらしくて、大げさじゃなくあたり一面に広がります。
マルティニークもバルバドスもレユニオンも島。
ラムじゃないけど、スコットランドのアイラ島やアラン島はすばらしいシングルモルト・ウィスキーを造る。
沖縄諸島は泡盛を。
島の蒸留酒はおいしい。
潮風が関係しているのでしょうか。
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