アヒージョは、ニンニクをきかせたオリーブオイルで野菜や魚介や肉を揚げ煮にするスペインの小皿料理(タパス)です。
グツグツ煮えたのを火傷しないように注意しながらハフハフ食べる。
となると、小さなスペイン土鍋カスエラが必要になります。
小さなフライパンでもできると思いますが、テーブルに置いたときに無粋です。
便利な時代になったもので、ネットでカスエラが買えます。高くない。
カスエラが手に入ったので、定番の「エビとマッシュルームのアヒージョ」を作りました。
説明書にしたがって、最初におかゆを作る。
土鍋と同じで、細かい裂け目をふさぐわけです。
マッシュルームは必須。香りが違います。
マッシュルームって香りの素材なんだ、と再認識しました。
材料に塩胡椒をふったらカスエラにオリーブオイルと刻んだニンニクを入れて直火にかける。最初は弱火、それから中火で熱くなったら材料を入れる。
コクを出すためにアンチョビーを一切れ、刻んで入れました。
大正解。
仕上げにパセリを散らす。
エビとマッシュルームを食べてしまったあとの油はパンに浸して食べる。
それでも油が残ります。
くれぐれもこれを捨ててはいけません。
旨味が溶け込んでいます。
次の日にこの油でペペロンチーノを作ると絶品。