タコとオリーブを合わせるサラダは定番かも知れません。
しかし、味を決定的に左右する二つのポイントがあります。それは
(1) タコの扱いと切り方
(2) ドレッシングのあえ方
これで大きな差が出ます。
というわけで、まずは
(1) タコの扱いと切り方
釣り人でないかぎり、たいてい蒸しダコのパックを使うと思います。
まずタコを冷凍することです。
これで柔らかさが断然ちがう。
まず吸盤を切り取る |
ぶつ切りはだめ。
まず吸盤をそぎ切る。
吸盤に垂直に切る |
これだけで信じられないくらい歯触りが変わります。
その後は食べやすい大きさに切ればよい。
(2) ドレッシングのあえ方
ずいぶん前にテレビで枝元なほみさんが言っていたので以後実践しています。
シーフードを使うサラダは、
まずボールの酢油ドレッシングにシーフードを入れてかき混ぜ、それから野菜を加える。
ドレッシングにシーフードの旨みをしみ出させてそれを野菜に絡めていく、
ということだそうです。
実際においしい。
このサラダももちろんそうします。
オリーブオイルにレモンを搾り(オイル5にレモン1くらいの割合。白ワインビネガーでもいいんだけどこのサラダにかぎってはレモンがいいと思います)
塩をふって粒マスタードを小さじ1強くらい加え(好みでもっと増やしてもいい)、切ったタコを加えて混ぜる。
そこに野菜をあえていきます。
野菜はごく普通のグリーンサラダの材料、レタス、トマトなんかでいいのですが、
黒オリーブと水にさらした赤タマネギは必須です(生タマネギが苦手な方はもちろん略して可)。
黒オリーブは種を抜いたのを輪切りにしたもの。
わたしはギャバンの瓶詰めを使ってますが、
種抜きが手に入らなければ種のある黒オリーブを包丁で削ればいい。
混ぜながら黒こしょうを引きます。
つまんで味見して塩加減を定める。
最後のポイントは、三つ葉。
これは野菜と一緒にあえるのではなく、最後に上から散らします。
その方が絶対においしい。
軽めの赤ワインか白ワイン、ガーリックトーストと共に食すれば軽い食事にもなります。