春キャベツがおいしい季節です。
豊かな香りの海老パスタはいかがでしょうか。
ジェノヴェーゼソースは、バジリコに松の実などを加えた香りの強いソースですが、
これに「東のパクチー」「西のディル」と呼ばれる (?) くらい横綱級の香りのディルを合わせます。
これに「東のパクチー」「西のディル」と呼ばれる (?) くらい横綱級の香りのディルを合わせます。
ディルは不思議なハーブで、それ自体の香りが個性的なのですが、
他のハーブと組み合わせると相乗効果で香りがいっそう引き立ちます。
また、ジェノヴェーゼソースにはアンチョビを加えるのが正式だと思うのですが、
市販の瓶詰めには入っていません
(入ってるのもあるかもしれませんがわたしは見たことがない) 。
味にコクを出すためにアンチョビを加えます。
生クリームを加えるのは味をまろやかにするため。少量にとどめます(牛乳や豆乳でもいい)。多いと「ジェノヴェーゼクリームソース」になってしまって春キャベツには重すぎます。
パスタが茹で上がる直前にソースが完成しているのがベストです。
海老とキャベツのジェノヴェーゼソース・パスタの作り方
《材料》(3人分)
パスタ 270g
むき海老 180gくらい
春キャベツ たくさん(計ったことない。1/3個くらい? 熱が入るとカサが減ります)
マッシュルーム 1/2パック
ディル 適宜(好みによりますが、わたしは小さいパックだと2/3以上、大きなパック
だと半分近く使います)
アンチョビ 3枚
ニンニク 1片
ジェノヴェーゼソース 大さじ6~7
白ワイン (または純米酒) 大さじ2
生クリーム 大さじ1
黒胡椒 適宜
EVオリーブオイル 適宜
塩 適量
【作る】
1) しっかり塩を入れたたっぷりの湯を沸かし始める。
2) むき海老は背わたがあれば竹串などでとる。塩少々と片栗粉をふってもみ洗いしたあと、ザルに受けて洗い流し、ペータータオルなどで水気をとる。大きめの海老なら二つのそぎ切りに。
今回のキャベツの量はこのくらい。 手前はマッシュルームとキャベツの固い部分。 |
2) ディルは洗って水気をとったら葉の部分だけを大雑把に切る。マッシュルームは薄切りに。キャベツはざく切り。固い部分は捨てずにそぎ切りにして別にしておく。ニンニクは包丁の腹で体重をかけて押しつぶし、皮と根本の部分をとってみじん切りにする。アンチョビもみじん切りです。
4) マッシュルームとキャベツの固い部分を加えて炒める。(隣の鍋のパスタがくっつかないように菜箸で何度かかき混ぜる)
5) ジェノヴェーゼソースとパスタのゆで汁をお玉に1杯強加える。そこに海老を入れたら白ワインをふり、強火でアルコール分を飛ばす。
6) 生クリームを加え混ぜ、すばやく味見をして足りなければ塩を足す。「ちょっとしょっぱいかな」くらいで丁度いい。
すぐにカサが減るので大丈夫 |
8) パスタが茹で上がったらしっかり湯切りをしてソースに加え、強火のまましっかりあおる(あおるのができない人はトングで激しくかき混ぜる)。黒胡椒をペッパーミルで挽く(なくても可)。
【完成】
皿に盛り、ディルをのせたら完成です。