家族で吉祥寺に。
それぞれ別行動で買い物をして1時間後に待ち合わせ。
ついノリーズをのぞいたのがいけなかった。
ああ、買ってしまった!
今シーズンはもう買わないつもりだったのに。
スペインバル「ふくろう」に行くつもりだったのですが、
途中で「旺旺(わんわん)」という台湾料理屋があって、
そこにふらりと飛び込みました。
わたしは「豚のスペアリブ煮込み」
妻が中華定番の「豚肉キクラゲ卵炒め」
娘も定番の「イカと青菜の塩味炒め」
手際よく優雅な動きで作っている。
あわただしくない。そして音がうるさくない。
サーブの合間にするりとキッチンに消えて小皿やご飯を並べている。
ていねいに作った上品な味。
ふつうにおいしい。
わたし的にはちょこざいな料理だと思えます。ていねいでアイデアを懲らした料理を出すんですけど、なんというか、
「おいしいものをぐわーーーーーーーっ! とかき込む楽しさ」
という料理のいちばんの本質が足りない気がする。
おいしいけどそういう楽しさが皿にあふれてない。「才気あるくそまじめ」で少し息苦しい。そして割高。ま、人それぞれの好みでしょうが。
(ただし、この店のシェフの山本豊の料理本はとてもすばらしくてよく参考にしています。品切れになっている本が多いのが残念。本と店の料理のイメージがこんなに違うのは不思議)
どれもおいしかった。そして高くない。
王道の塩味。そして上品。
「フカヒレの姿煮」
とかもちゃんとあります。
当たりです。
気楽に入れるちゃんとした中華。
入ってくるなり「ランチ13番!」とか注文してる常連さんもいる。
それと複数の常連さんが注文していた「13番」(エビチリでした)も。
武井咲の演技力を見直しました。
それまでの「強い仮面」を捨てるときの「変身」の演技が見事。
それまでの「強い仮面」を捨てるときの「変身」の演技が見事。
ブラウン・マッシュルームに牡蠣のエキスが絡んで
「海老とマッシュルームのアヒージョ」よりおいしい!
ワインは白ではなく赤の
「ホルヘ・オルドネス・セラン2011」。
酸味が強いけれど不快ではない。
牡蠣のアヒージョとも合うと思いました。
酔っぱらってオルドネス。
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