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2018年3月21日水曜日

オーストラリア土産


オーストラリアドルを持っていても使いようがないので、
空港の免税店で使い切りました。

ワインを3本。


赤2本と白の貴腐ワイン。

赤は、
左が「ジョン・デュヴァル・プレクサス John Duval Plexus、葡萄はシラーズ、グルナッシュ、ムルヴェードルで、この組み合わせに惹かれて買いました。
右は「ウルフ・ブラス・金ラベル Wolf Blass Gold Label葡萄はシラーズ。

オーストラリアの赤はシラーズがおもしろい。
シラーズは癖のある葡萄だと思います。
果実味とともになめし皮、埃 (ほこり) みたいな香りがする。
いつだかラジオ番組の投稿で、若い女性が
「教養ありげなオヤジに高いワインをごちそうしてもらったのですが、
オヤジみたいな臭いがしてわたしには縁のないものだと思いました」
と書いていて思わず笑ってしまったことがあります。

いや、
その女性を馬鹿にしているのではありません。
彼女が言う「オヤジ臭」はたぶんシラーズだと思います。
彼女なりにみごとに言い当てている。

そういう葡萄です。

ヨーロッパのシラーズはかなり癖のある(でもうまい)ものが多いと思う。
でもオーストラリアのシラーズはそれほど癖がなくてより軽やかだ、
というのがわたしの印象です(わたしの舌はたいしたことないので鵜呑みにしないで欲しいのですが)

それでカベルネ・ソーヴィニヨンではなく、シラーズを使った2本を選びました。
「ジョン・デュヴァル」の方が10ドル高い。
でも金色の瓶の「ウルフ・ブラス」の方が明快でおいしかった。


真ん中は貴腐ワイン。
甘いデザートワインです。
以前「スリーブリッジズ」というオーストラリアの貴腐ワインをいただいたことがあって、
べらぼうにおいしかった。


その「スリーブリッジズ」も置いてあったのですが、同じのを買ってもおもしろくないのでこれを選びました。
「テンパス・トゥー (Tempus Two) 2015」
とろけるようにおいしいっ!!
花と蜂蜜の立ち香・含み香。
甘いけれどしつこくない。

バニラアイスにタラーーリとかけてもおいしいんじゃないかと思います。

オーストラリア土産なら貴腐ワインがお勧めです。「Botrytis」と書いてあるのを探してください。細い(小容量の)瓶なので見つけやすいと思います。


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