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2013年11月20日水曜日

「相棒」トリックの穴

「相棒」、テレビにあふれる刑事ドラマの中でがんばっていると思う。
人情ドラマに逃げない。


しかしトリックに穴があってはしまらない(放送終わってるからいいんでしょうが、一応、「ネタバレあり」とお断りしておきます)。


今日は時計のトリック。
腕利きの時計職人が、妻の復讐のために腕時計を20分遅れるように細工して殺す、というものです。

しかし、殺される社長が、殺される現場の別荘まで高級車を運転している。
そしてそのことを犯人の時計職人も知っている。

高級車のダッシュボードに時刻が表示されないことなどあるのだろうか?
すべての車を知っているわけではありませんが、
昨今の高級車はエンジンを始動するとオートでダッシュボードに時刻を含めたさまざまな情報が出るようになっていると思います。

つまり今回の殺人のトリックは、
社長が遅れている自分の腕時計だけから時刻を確認する(ダッシュボードの表示を意図的に消す)
という偶然性をあてにしています。


今シーズンの初回からそうだったのですが、
「偶然性を当てにしたトリック」が気になります
(以前のシーズンでも同様の穴はあったのですが、今シーズンは特に気になります)。


時計職人というマニアックな題材を選んで、
物語としてもけっこうできているのに、
肝心のトリックに穴があるのは残念。

「でも不正確な腕時計をした社長は、なぜ、正確な時刻を知ることができなかったのでしょうか? 高級車には時刻が表示されるのがふつうではありませんか」

と右京は問うべきではなかったかと思います。




2 件のコメント:

  1. 同じような疑問を感じている方は当然いるようです(http://ameblo.jp/waruikuse/entry-11707757061.html)。

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  2. 追加です(http://2chnews.biz/news/157047_390)。他にもワラワラ出てくると思いますのでこれ以上追加いたしません。

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