かなりの期間投稿していませんでした。
理由は二つ。
1) 体調がすぐれなかったこともあるのですが、ブログの意味づけが難しくなったこと。
「日記」なんだから基本的にはパーソナルな媒体です。
でも公開してるんだからある程度パブリックな意味もないと垂れ流しです。
その兼ね合いが難しくなった。
2) どこに文体の照準を合わせるかに迷いが出たこと。
わたしは学者ですから論文の文体は「男ぶり」だと思います。
でも論文の文体が「男ぶり」であることに疑問を感じています。
おばさんみたいに軽やかに論文が書けないだろうか?
ブログを始めた理由のひとつは自分の「男ぶりの文体」を破壊したかったから。
だけどその方向がわからなくなりました。
投稿を再開したわけは。
読んでいただいてる方への感謝。
投稿していない時期も毎日数十のアクセスがあって泣きたくなった。
たいして親しくもしてなかった教え子たちからレスポンスがある。
読んでくれた見知らぬ編集者からメールで論文や本の執筆依頼が届きました。
これに答えないと失礼だ。
気力をふりしぼって最近投稿を再開しました。
1) について言えば。
特に本や映画やテレビ番組のレビューの場合、わたしは「感想」ということばをほとんど使ってません。「感想」と書くと検索順位が上がるのはわかっています。
でもね。
感想ならなんでもありでしょう。
しかし独りよがりではなく、ましな内容なのかダメな内容なのかを受け手に問いたい。
それが「感想」とは違う「批評」だと思ってます。
パーソナルな日記だけど、同時に「批評」でもありたい。
今のところパーソナルとパブリックの兼ね合いはそこくらいしかない。
2) については、自信ない。
でもスピード感は大事だと思う。気合いを入れて書く長いものは別にして、基本30分~1時間で書くようにしてます(忙しいしね)。
最近では直前の「パンチェッタとズッキーニのトマトソースパスタ」は、自分なりにいけたかな、と思ってます。
投稿を続けていると当然アクセス数は増えます。
今は1日平均100~200。
徐々に挽回しつつあるのかな。
かつての1日数百に回復するまで、もう少しがんばろうと思ってます。
0 件のコメント:
コメントを投稿