ディル。「匂い立つ」ということばがぴったりします。こんな香りがあるのか! という香り。肉料理によく使います。特に鹿肉に最高に合うと思う。
ローズマリー。たくさんの品種がある。花も美しい。肉にも合うが、何と言ってもジャガイモとの相性は抜群。
ミント。これもたくさんの品種がある。香りではスペア・ミントが好き。ミントはどんどん延び広がるので、まめに引っこ抜いておかないと庭中ミントになってしまいます。
レモングラス。タイ料理のトムヤムクン・スープに欠かせません。夏にグワーッと伸びたのを刈り取って冷凍して一年中使います。
セージ。くせがある。これは子牛肉を叩き伸ばしてハムと一緒に焼くローマ料理「サルティンボッカ」だけに使う。サルティンボッカおいしい!
そしてオレガノ。地中海料理によく使います。
わが家ではオレガノは「昔話のハーブ」ということになってます。
なぜかというと、昔、子供たちがまだ小さかった頃。
わたし「オレガノはね、昔話に出てくるハーブなんだよ」
子供たち「え、どんな話?」
わたし「うん、昔あるところにお爺さんがいてね。自分が若い頃の話をしはじめるんだ
よ。『昔のー、俺がのーー』」
(「のー」のところで音を上げてください)
子供たち爆笑。
というわけで昔話のハーブなのです。
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