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2020年10月26日月曜日

ジャガイモの中国風サラダ

中国人母娘がやっている三鷹の居酒屋ではじめて食べました。

その店のは、ジャガイモをさっと茹でて油と塩だけで味つけした素朴なものだったのですが、とてもおいしかった。

ネットで調べると、中国の家庭菜のようです。それをわたしなりにアレンジしました。

ジャガイモのゆで時間は、ネットに出ていた記事では「10秒」などとありますが、それはたぶん、中華料理店なんかの大鍋でやるからだと思います。家庭の中くらいの鍋を使うとジャガイモで湯の温度が下がるのでゴリゴリです。

何度か作った今のところの結論は30秒

それを氷水で一気に冷やすのですが、
鍋のお湯がジャガイモだけではもったいない。
で、その同じ鍋で少量の春菊をさっと茹でて足します。
この分量が多いとジャガイモが主役じゃなくなってしまう。
ジャガイモ大1個に3,4本かな。彩り程度です。

味つけは油と塩と干しエビだけなのですが、
油は大事だと思う。
エゴマ油とかグレープシードオイルとかでもいいと思いますが、
わたしは常備している「葱油(ツォンユー)」を使います。
作り置きして中華全般に使う。これを使うと料理がひと味違います。

そこでまずは葱油の作り方

サラダ油に、白ネギの葉の部分1~2本分、ショウガ1片を薄切りにしたもの、
実山椒ひとつまみを入れて中火にかける。葱がしわしわになったらできあがりです。
粗熱が取れたら葱とショウガを箸で取り出したあと、漏斗 (じょうご) で瓶に移す。
実山椒が気になるようなら漏斗にキッチンペーパーを入れて漉す。

冷蔵庫に入れておく方が無難かな。


で、いよいよジャガイモサラダの作り方です。
(「作り方」というほどたいそうなもんじゃないけど)

ジャガイモの中国風サラダの作り方

《材料》

ジャガイモ    大1個
春菊                      3, 4本
干しエビ     5個くらい

紹興酒                        小さじ1くらい
葱油と塩                    適宜             


【作り方】

1) ジャガイモの皮をむき千六本に切る(包丁でいいけど、わたしはズボラなので千六本に切る道具を使います)。

2) 湯を沸かし始める。

3) 干しエビは少量のぬるま湯で戻す。しばらくしたら湯を捨てて紹興酒をかけてなじませる(匂いとりのためです)。
ジャガイモを茹でる前に干しエビを細かくきざみ、春菊も洗ってキッチンペーパーで水気を取っておく。

ザルをトングでつかんで
茹でてます

4) 湯が沸いたらザルに入れたジャガイモを茹でる。
強火にして30秒で取り出し(鍋の火は弱火にしてとめない)
あらかじめ用意しておいた氷水につけ、すばやく冷やす。


ザルの中にも氷を放り込むと早く冷えます。

5) 鍋の湯に春菊を入れ、5秒ほどで取り出し、水で冷やして軽くしぼったら細かく刻む。

6) ボールに水気を切ったジャガイモ、春菊、干しエビを入れ、
葱油をかけ回し、塩を振って全体を混ぜる。
味見をする。
完成です。



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