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2015年1月20日火曜日

Love Me Like You Do

エリー・ゴールディング「Love me Like you Do」がラジオでよくかかっています。
2月公開の映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の主題歌(挿入歌?)だからキャンペーンの一環なんでしょうが、けっこうはまってます。

映画自体はひとことで言ってしまえば「危ない愛の官能の世界」らしいので見る気はない。
この曲もそういう映画にいかにもふさわしいエロの内容です。

サビの部分が

Love me like you do, love me like you do.
Touch me like you do, touch me like you do.
What are you waiting for?

今のまま愛し続けて。今のまま触り続けて。
何をして欲しいの?

というもの。


でも。

まず英語の音が美しい。
エリー・ゴールディングのはっきり聞き取れるイギリス英語の音の響きが美しい。

それから、
エロいけど下品じゃない。
この曲のエリー・ゴールディングの声はキュート系です。
でもはすっぱな感じがしない。

サビの歌唱はもちろん立派なのだけれど

You are the light, you are the night.

の歌い出しと、

Never knew that it could mean so much, so much
こんなにすごいだなんて思いもしなかった

の声の揺れがすばらしい。
ヴィブラートではないのに声があえかに揺れています。

こういう曲はヴィブラートだとほんとにいやらしくなる。
ティナ・ターナーがそうです。
(でも、ティナ・ターナーまで「エロ全開です!」が突き抜けるとそれはそれで好きです)

エリー・ゴールディングの揺れはそういうのとは違って
上品でキュートな女性がエロースの波にさやさやと打ち震えている感じを表現している。
「あなたは光、あなたは夜」
という二律背反で揺れ動くエロース。

曲が進むにつれて声の揺れが少しずつ大きくなっていく精妙なコントロール。


イギリスの歌手には、
こういう「ヴィブラートではない声の揺れ」を使いこなす人がけっこういる。
バーディー Birdy だとか。
日本だと家入レオなんかがちょっとそんな感じがする。

こういう声にわたしはメロメロになってしまう。




あと、最近よくラジオで聴く曲では
SEKAI NO OWARI の「マーメイドラプソディー」。
これが入ってる最新のアルバムよく聴いてます。
SEKAI NO OWARI、またひとつ壁を突き抜けた感じがする。

まあこんな感じの音楽を最近聴いてる、という話でした。



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