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2020年12月20日日曜日

トップセブン

吉祥寺の「TopSeven (トップセブン)」が閉店する。
ちょっと変わったデザインの靴の店で何足か持っていて愛用しています。

閉店セールで全品¥2,500!!

ありがたいのだけれど寂しい。
緑の革靴を買いました。
同じ形のバーガンディはずっと愛用している靴です。
これを¥2,500で売らなければならないとは!!


楽しい服や靴の店がどんどんなくなっていく。
ユニクロも持っていますが、それだけじゃあ夢も希望もない。
スーツにネクタイにトップセブンの靴。
そういうミラノ発祥らしい楽しい遊びができなくなってしまう。
(メーカー自体がなくなってしまうわけではないようです。でも、嬉しそうに勧めてくれる店員さんたちとの会話の場がなくなってしまう)

収入が少なくなればまず切り詰めるのは服や靴。
コロナ渦でそうなるのはしょうがない。
だけれども。
楽しい服を着た大人が街を歩いている風景はとても大事だと思う。
そういう風景がなくなったとき、大げさに言えば人生の喜びが目に入らなくなる。
もちろん、みんながみんなおしゃれをしなくたっていい。
お金がなくて買えなければしょうがないんだし (わたしも40歳くらいまでそうでした)。
でもある程度の収入がある大人はおしゃれをして街の景色を作る社会的責任があると思っています。そういう景色は人に希望を与えるからです。

ミラノの街を歩いてそう実感しました。
何を仕事にしているのかわからない怪しいじじいが安っちい紫色の革ジャンとか着て、派手なスカーフ巻いて、ちょっとくたびれた感じの美人の女性と歩いている。
でもかっこいい。
人生、いろいろ楽しいことがありそうだ。
見ているわたしはそんな風に感じました。

服や靴は人間に希望を与えるものだ。
別に高いものでなくたっていい(ミラノのじじいのように)。
わたしはそう信じています。
そして服に限らず、文化の意味というのはそういうもんなんじゃないでしょうか。

安っちい紫色の革ジャンが買えなくなったら街から幸せがひとつ消える。

店がなくなるたびに文化の光が消えていく気がします。

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