このブログを検索

2020年12月14日月曜日

「勝負の三週間」何をしてた?

 「GoToトラベル」の一時停止が決まった。
遅すぎるよ。

コロナウィルスが第3波に突入して以後、
政府と東京都が何をした?
何もしなかった。

国民に自粛を呼びかけた。
でもそれは断じて「政策」ではない。
具体的な政策を提示し、それを市民に説得し、実行に移すこと。
それが行政の仕事じゃないんですか?

管首相と小池知事は呉越同舟。
なんとしても「GoToTravel」を維持して、東京オリンピックの予行演習にしたかった。
都民の65歳以上の旅行自粛の要請が感染防御上意味がほとんどないことは
医療従事者が口をすっぱくして言っていた。
だって第3波の感染者の多くは家庭内感染なのだから、
じじいばばあがいくら外出を自粛したって(そしてとっくに多くの高齢者は自粛していた)
効果薄だ。

大阪市長と札幌市長はちゃんと政策をやってた。
おそらく政府からの抵抗があっただろうけど、市民を守るために力を尽くした。
管首相と小池知事がこの三週間にやったことは自粛の要請だけ。
なにひとつ政策をやってこなかった。
「危機感を持って注視している」?
「スピード感を持って対処していく」?
「注視する」のは行動しないと言うことでしょ。
「スピード感」ってどのくらいのスピードなんだ? 時速4kmか?

「GoToトラベル」の一時停止、「勝負の三週間」の最初にやるべきだったのは明白。
そもそも GoToTravel なんてまともな英語じゃないしね。
世界に対してこの上なく恥ずかしいキャッチフレーズ。
だから「トラベル」だけカタカナにしたのか?
「旅行しようぜ」でいいじゃないか。
たいして英語もできないくせに英語を使うんじゃないよ。

こんな為政者を市民の多くが支持していることが解せない。
暗澹たる思いです。


0 件のコメント:

コメントを投稿