2013年3月11日月曜日

エビと空豆のXO醤和え


料理と言うより前菜またはつまみ。
スペインの小皿料理で、生ハム(ハモン・セラーノ)と空豆を合わせただけの奴があります。けっこうおいしい。

それを中華風にアレンジしました。
エビと空豆だけでもいいのですが、なんとなく空豆だけだとモチャモチャする気がして
歯触りの変化をつけるためにキュウリとセロリを加えました。
セロリは小量だったのでめんどくさくて蒸し茹でる下処理をしなかった。
まあ、なくてもいいかな。
キュウリはあった方がいいと思います。ただし、主役は空豆なので控えめに。


量は適当です。ソースはあくまで比率の参考にしてください。


エビと空豆のXO醤和えの作り方


《材料(3人前)》 (つまみだから量はいいかげん)
えび      適量(一つかみくらい)
空豆      適量(でも主役ですのでそれなりの量を。冷凍でも可) 
キュウリ    1/2本
セロリ     1/3本
香菜(シャンツァイ)  2株
紹興酒(または純米酒) 適量
ショウガ    1/2片

(ソース)  
XO醤     大さじ1杯半
醤油     小さじ1杯半 
酢      小さじ1 
ゴマ油(またはネギ山椒油)  適量


 【1 下準備】 
 (1) 空豆は茹でて皮をむく。
 (2) キュウリはめん棒などでガンガン叩いたあとでザク切りにする。めん棒で叩くのはソースが絡みやすくするためです。
(3) セロリは薄くそぎ切りにする。
(4) エビは背わたがあれば爪楊枝で取ったあと、縦半分またはふたつにそぎ切り。今日使った冷凍エビは背わたがなかったのでそぎ切りにしました。縦半分にした方が背わたが取りやすいかも。
(5) シャンツァイは刻む
(6) ショウガは皮をつけたまますり下ろす。

 【2 エビを茹でる】 
鍋にエビがかぶるくらいの湯を沸かし、紹興酒(または純米酒)を垂らし、おろしショウガを入れてエビを湯通しする。
鍋ごと流しの蛇口の下に持っていって水をかけ、エビをザルに空ける。鍋はそのまま水で洗う。(鍋ひとつで済ますためです)

特に冷凍エビを使う場合には、この下処理で臭みを抜いた方がいい。軽く塩を振って片栗粉をまぶしてもみ、洗い流す、という方法でもいい(もちろんそのあと湯通しします)。



【3 和える】 
ボールにエビを入れ、ソースの材料すべてを入れて混ぜる。
海産物を使うサラダとも共通するのですが、ドレッシングやソースを海産物のあとからかけ回すのではなく、先に海産物を混ぜておくのがポイント。海産物の旨味を全体にまわすためです。そのあとで野菜を入れて和える。


今日はゴマ油を使いましたが、ネギ山椒油が望ましい。
ネギ山椒油は、サラダ油に白ネギの葉の部分・ブツ切りのショウガ・実山椒を加えて中火でじっくり香りを移して漉したもの。炒め物にも使えます。

わたしはこれと、脇屋友詞さんおすすめの、ミカンの皮1個分を加えたものの二種類を作っておくのですが、あいにく今日は両方とも切らしていました。

ネギ山椒油を使う場合は香菜(シャンツァイ)なしの方がいい。
香りがけんかすると思うので。

野菜を和え、上に香菜をのせて完成。




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