(ネタバレあり。注意)
田崎眼鏡の社長・田崎恭子が心臓発作で倒れた。
ほどなく、社長代行の三澤渚が頭を殴られて殺される。
殺害現場で社長の次男拓人 (たくと) が、金庫を開けている長男明良 (あきら) と出くわし、
明良は殺害犯人の最有力の容疑者とされるが行方をくらましている。
青木ののぞき見に端を発して、
右京と亘は、拓人と末娘由衣が田崎恭子を隔離していることを突き止めその現場を訪問する。
マスコミは田崎眼鏡のお家騒動が原因の殺人だと騒ぎ立てている。
右京は田崎眼鏡のベテラン職人・松田正一郎に眼鏡をオーダーして、
そこから事件を解きほぐしてゆく。
事件の真相は何なのか?
そういうストーリーでした。
眼鏡。
そういう文化の産物にこだわった展開はいかにも『相棒』らしい。
松田正一郎の新作眼鏡のネジ。
それが突破口となる。
十分楽しみました。
しかし推理ドラマとして唯一気になる点がある。
殺害現場を訪れて犯人とされた長男明良を松田がかくまった経緯がそれ。
渚を殺したのが松田であることを明良は知っていたのかいないのか?
そして松田はなぜ自分が明良をかくまうのかをどう明良に納得させたのか?
そこが曖昧で釈然としません。
合格点くらいかな。
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