2014年9月23日火曜日

ローズマリー風味のかぼちゃパスタ

ときどき行く吉祥寺の「Va Bene(ヴァ・ベーネ)パスタランチでこれを食べました。
手書きのメニューに「かぼちゃのパスタ」とあったのでクリームソースを想像しました。
しかし塩味ソースで、しかもローズマリーを合わせているのが意表を突きます。

「かぼちゃとローズマリーって意外に合うんですね」
と大将に言うとうれしそうに笑って
「おいしいでしょ。わたしはずっと前からやってます」



近所に住んでいる姉からかぼちゃをもらったので作ってみました。
パンチェッタ(塩豚)がのぞましいのですが、なければベーコン。
(もう何度か書きましたが実はベーコンはパンチェッタの代用にはなりません。
ベーコンの燻製香がソースの邪魔をします)




ローズマリー風味のかぼちゃパスタの作り方



材料(3人分)
パスタ          300g(ゆで時間5~6分のもの)

かぼちゃ         1/4個(と言ってもかぼちゃの大きさ次第。量はお好みで)
パンチェッタ(塩豚)   120g
タマネギ         1/2個
青菜(チンゲンサイなど) 適量(今日は2株。もっと少ない方がいいかも)
ローズマリー       1/2枝
ニンニク         1片

白ワイン(または純米酒)   大さじ3
EVオリーブオイル 

黒胡椒
(ナンプラー)        ごく少量。なくても可。



【材料の下準備】
(1) パスタをゆでる鍋にたっぷりの湯を沸かしはじめる。塩をしっかり入れる。

(3) パンチェッタ、タマネギ、ニンニクはみじん切り。青菜は適当に切るが茎の部分と葉の部分を分けておく。

(4) かぼちゃはやや小さく切る。言わずもがなですが、
かぼちゃを切るとき怪我をしないように
ちなみにわたしはかぼちゃを切るときはでっかい中華包丁を使います。力を入れずにバンバン切れるのでこわくない。こういうとき中華包丁のすごさがわかります。

切ったかぼちゃを水洗いして器に入れ(水分を足すため)、ラップをかけて電子レンジにかける。熱くなるけど柔らくなってないくらいが目安。


【ソースを作る】
(1) フライパンにオリーブオイルを入れ、中火でパンチェッタを炒める。パンチェッタの成分が油に染み出したかな、と思った当たりでニンニクを加える。

パスタ料理全般にそうですが、ニンニクを焦がすのは厳禁。ソースの香りが台無しになります。

ニンニクに火が通ったらタマネギを入れ、塩胡椒を振る。
たぶんこのあたりでパスタを茹ではじめるとタイミングがちょうどいいんじゃないかと思います。指定時間より1分ちょっと短めに茹でる。茹で上がりとソースのできあがりが同時になるのをめざします。


多めのゆで汁で
かぼちゃを柔らかくします
(3) タマネギが半透明になったら、白ワイン(または純米酒)を加え、アルコール分が飛んでから、
かぼちゃ、枝からしごいたローズマリーの葉、パスタのゆで汁お玉2杯強を加えます。

ゆで汁がこのパスタの肝。ふつうの塩味系パスタより多めです。かぼちゃが水分を吸うのでゆで汁が少ないとトロトロのソースになりません。


手早く味を調整。塩気が足りない場合にナンプラーを少量加えるとコクがでます。
パスタのゆで上がりが近いので青菜の茎の部分を入れ、パスタのゆで上がり直前に葉の部分をソースパンの上からまくように散らします(混ぜなくていい)。


【仕上げ】
塩味系パスタの「鉄の掟」 (?) ですが、パスタがゆで上がったらしっかり湯切りしてソースの中に入れ激しくあおる。またはトングで激しくかき混ぜる。ソースを乳化させると同時に短時間でしっかりパスタに食い込ませるためです。火は強火。


うーーん、いつものことだが
盛りつけがヘタ。

お皿に盛ったら完成。
好みで上質のEVオリーブオイルをかけ回して食べる。

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