2014年9月14日日曜日

ブログの3年

「パイエーケス人の園」、3年たちました。

論文とはちがう自分の文体をさぐってみたくてはじめました。
不特定多数に発信することで自分のちがう顔が出てくるのではないかとも思いました。

はじめるときに大まかな方針を三つ考えました。

(1) 活字とはちがう媒体なので、
できるだけ時間をかけずに書く。あまり書き直さない。重大なまちがいをのぞくと編集はだいたい数日以内に終わらせてあとは手をつけない。

(2) しかしツイッターやフェイスブックとも違うので、
長く書く。量を大事にする。
(理由は「わたしはなぜつぶやかないか」に書きました)

(3) それから、あたりまえのことですが
できるだけ多くのアクセスを目指す。

以上を基本方針にしました。



3年たって気づいたことを書きますと。

アクセス総数 43,000くらい。
漸増してきているので現在は年間 20,000 程度のペースでしょうか。
知人・友人の範囲を超えているのは確かですが
これが多いか少ないのかはよくわからない。
多くはないんじゃないかなとは思ってます。
年間10万超えると「発信している」実感が出てくる気がします。

やはりまめに更新するとアクセスは増える。
エネルギーを注いで書いた記事はアクセスを集める。
古屋兎丸『ライチ光クラブ』論がそうです。

一方で、こちらの予想とずれるアクセスもあります。
「里谷多英の帽子」はどうしても言っておきたかったことなので書いたのですが、たいしてアクセスがなかった。
しかし今年の冬季オリンピック前にアクセスがぐんと増え、オリンピックが終わるとパタリとアクセスが止まりました。

いちばんアクセスが多いのは「ムサカの作り方」。
グーグル検索でトップページに来るので当然かと思うのですが。
料理の記事で、これは自信あるぜ、と思ってるのがアクセス少ない。
「中華風ビーフストロガノフ丼、マッシュポテト添え」とか
「小エビとマッシュルームのクリームソースパスタ」とか。
反対に、ちゃちゃっと気楽に書いた「春キャベツとアンチョビーのトマトソースパスタ」がけっこう読まれてたりする。


はじめの頃はそれまでの自分の書き言葉の文体を破壊したくて
無理してルーズな文体にしてました。

だんだん公表の責任みたいなことを感じるようになって、
文体の冒険が少なくなっている気がします。

兼ね合いがむずかしい。


リンクをはったり工夫しながら、とにかく続けようと思っています。
今後ともよろしくお願いします。



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