さて今日のタラモサラダはギリシアの前菜。
ギリシアのタベルナ(レストラン)に入ると、パンをかごに山盛りにして出してきます。これにタラモサラダを塗って白ワインとかレッツィーナ(松ヤニの香りをつけた白ワイン)とかを飲みながら食べる。そうやっておしゃべりしながら料理が来るのを待ちます。
下のレシピの分量はあくまで目安です。
オリーブオイルの分量の多さにびっくりするかもしれませんが、
オリーブオイルが少ないとまずい。
舌触りが悪くなります。
タラモサラダの作り方
《材料》(数人分)
バゲットなど 適量を薄切りに。
ジャガイモ 大3個
タラコ 3腹
EVオリーブオイル 1カップ以上
レモン 櫛形に切ったのを2切れ
タマネギ 1/3個(細かく刻んで軽く絞っておく)
塩 適量
【1 マッシュポテトを作る】
ジャガイモをゆでて皮をむき、マッシュポテトを作ります。
ちなみにわたしはまな板の上で中華包丁ですりつぶしてます。
あっという間にマッシュポテトができる。
テレビで中国の料理人がやってるのを見て、以後、このやり方です。
ただ、中華包丁は切れるのでこのやり方をするならくれぐれも手を切らないようにご用心。
【2 混ぜる】
1) マッシュポテトを入れたボールを、一回り大きなボールに氷水を入れた中に入れて冷やす。(水が多すぎると内側のボールに入って台無しになるので気をつけて)
2) タラコに縦に包丁を入れ、指でしごくようにマッシュポテトに入れる(皮は捨てます)。
3) オリーブオイルとタマネギを入れ、レモンを搾ってフォークで混ぜる。
味見をして足りないようならレモンや塩を加える。
上にミントの葉を2〜3枚、飾りとしてあしらうときれい。(今日は客がいないし、めんどくさいので省略しました)
【3 完成】
器に盛って完成。
パンにつけていただきます。
今日のワインはスペインの赤「トリデンテ・テンプラニーリョ 2010」。
どっしり迫力のフルボディー。
ここ数年のスペインワインの躍進には目を見張るものがあります。
昔はスペインの赤と言えばリオハ州だったのですが、
今やリオハもまっ青になるくらい (?)
他の地域もがんばってます。
特にアラゴン州とカスティーリャ州。
今日の「トリデンテ」はカスティーリャ州です。
熟した果実香。苔やなめし皮、タンニンと深みのある苦み・酸味。
同じくらいの味をフランスワインで探すと4〜5千円すると思います。
最近はスペインワインが多いな。
安くておいしくてバライエティがあります。
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