東京オリンピック!
このことばを聞いただけで胸が躍る。
このことばを聞いただけで胸が躍る。
1964年の東京オリンピックのとき、わたしは小学生。
マラソンのアベベも、重量挙げの三宅義信も、
大松監督率いる「東洋の魔女」女子バレーボールも、
そしてフレッド・ハンセンとヴォルフガンク・ラインハルトの棒高跳びの死闘も
リアルタイムで見ました。
うむを言わせぬスポーツの迫力をはじめて実感しました。
で、2021年予定の東京オリンピック・パラリンピック。
やめるべきだと思う。
コロナの前から反対だった。
信じられない予算。
もはやアフリカやアジアの小国が開催できる規模ではない。
ビジネスと化したオリンピックを支配しているのはアメリカのマスコミ。
合衆国の放映に合わせるために、高温多湿の日本の夏に開催する理不尽。
オリンピック・パラリンピックそのものの意義を考える時期だと思う。
わたしが期待するのは中国だな。
アメリカを圧倒する経済力で、たとえば上海五輪を開催する。
上海、暑いからな。
「選手の安全を最優先に」と主張して春か秋かの開催をごり押しで実現させる。
で、そのあとは?
ギリシアで恒久的に開催するようにすればいい。
ギリシアはアテネ五輪をひとつのきっかけにして財政破綻した。
ならば各国が財政支援する形で「オリンピック・パラリンピックはギリシア」を維持すればいい。
誰も文句は言わないだろう。
アテネではなくオリンピアで開催するならなおさらだ。
クーベルタン男爵も草葉の陰でお喜びになることだろう。
ギリシアも暑い。
だから春か秋の開催が良い。
東京五輪の開催、
金のことしか考えてないと思える。
「復興五輪」はどこに行ったんだ?
もっと素朴に、
鍛え上げられた体の美しさと、技術に支えられた動きの迫力を目にして感動する。
「何の役にも立たないけれど、何の役にも立たないことがなんてすばらしいんだ!」
スポーツの本質ってそれじゃないですか。
それを世界の人々に見せるためだけに五輪はあるべきだと思う。
アメリカ国民は夜中に起きて見ておくれ。
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