2018年3月27日火曜日

アマルフィ・モデルナ——上品なイタリアン


先週、10数人のグループで丸の内オアゾにあるイタリアン「アマルフィ・モデルナ」に行きました。

早めについて1人だったので一服。
丸の内オアゾは喫煙所がなくてどの店も店内で吸うシステム。
これが困る。
いくら空調が高性能でも匂いはすると思います。
特にイタリアンはコースの最後にグラッパを飲みながらタバコを吸うのが定番なんだから。非喫煙者に気をつかわなくていいように喫煙所を別に設けて欲しい。



トマト味のズッパ(スープ)はすっきりさわやか。
前菜のカルパッチョは、桜を意識したピンクの彩りが美しい。
それはありがちだと思うのですが、
真ん中に載せたブラッドオレンジの泡が、桜の季節に残る「残り雪」をイメージさせてにくい演出。おいしかったです。

パスタは白身魚のトマトソース。ブッタネスカを使っています。

リゾット。チーズたっぷり。
だからなおさらオリーブオイルが
たっぷり欲しい。
リゾットはおいしかったのだけれど、
オリーブオイルが足りない。
頼んで持ってきてもらった上質のオリーブオイルを
タラーーリとかけ回すと、強い塩味が引き立ってがぜんおいしくなる。
最初からかければいいのに、と思いました。

メインは仔牛の低温ローストふわふわ卵添え。
上品でおいしい。


ドルチェ盛り合わせも満足。



全体に上品でおいしい
味は満足です。

しかーーーし。
写真を見ておわかりのとおり量が少ない
年寄りのわたしはこれでもいいが、
それでもたまにゴージャスな気分を味わいたいときにはたらふく食べたい。
イタリア人だったら怒り狂う量だと思いました。

だって、前菜と80g相当のパスタと魚料理と肉料理とデザート、それがイタリアンの最低の量でしょう。
それだけ食べてたらふく飲んで最後にグラッパを飲む。
それが「イタリアンを食べる」という意味だと思うのですが。

この店だけの話ではないから言ってもしょうがないのですが、
地中海料理の「グワーーーーっと食べて、グワーーーーっと飲んで、いっぱいしゃべって」
という楽しみが足りない気がしました。
これじゃあイタリアンではなくてイタリアン懐石だな。



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