アメリカのグリフィス・バック博士作出のバラは「バック・ローズ」という通り名でモダン・シュラブの1グループになっているようです。
アイオワ州の過酷な環境下で作出されたバック・ローズは、暑さ・寒さをものともせず病気にも強い。そして美しい。
バック・ローズの中では、複雑に色合いが変化する複色花「ディスタント・ドラムズ」がよく知られてますが「プレーリー・サンライズ」もよい。
農薬なしでガンガン咲きます。
バック博士にはおもしろくて感動的なエピソードがいくつかあります。興味がある方は「アンティーク・ローズ・ガーデン」http://antiquerosegarden.dreamblog.jp/ で「バック」を検索してみてください。
「ラリー・ダニエルズ」、日陰にもめげず房咲きになりました。
ファウンド・ローズはやはり強い。
透明感のあるソフト・ピンク。薄い花弁が魅力的です。
前回の投稿「パイエーケス人の園を離れて」で、「ヤング・リシダス」と「ツーヤンフェーウー(紫燕飛舞)」が似ていると書きましたが、
やはり違いますね。
「ヤング・リシダス」のメタリックな花色。浅緑の葉とのコントラストがいい。 |
「ヤング・リシダス」は内側から光るようなメタリックなローズ色。
写真でそれをとらえるのはとても難しい。
「ツーヤンフェーウー」はより落ちついたソリッドカラー。
「ヤング・リシダス」の開花直後 |
「ツーヤンフェーウー」の横顔 |
形も違う。
「ヤング・リシダス」の開花直後は浅いカップ型で「ツーヤンフェーウー」に似ています。
しかし咲き進むと、縦に深い形になります。わたしは「抱え咲き」などの花型をいまだによく見分けられないのですが、「ケーキのモンブランみたいな形」です。
香りも違います。
なんといっても最大の違いは葉の色。
「ヤング・リシダス」は黄緑がかった明るい葉色。メタリックな花色とよく合っていると思います。
「アフリカ・スター」咲きかけ |
「アフリカ・スター」咲いた |
アフリカの星! |
ゴージャス!
まさにアフリカの星!
香りも素晴らしい。
最後は二人仲良く並んだ「エグランティーヌ」。
すばらしい香りです。
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