tag:blogger.com,1999:blog-3664182721201077179.post4698000987658255978..comments2022-04-03T23:42:02.730+09:00Comments on パイエーケス人の園: 産後ドゥーラ歩きのオスhttp://www.blogger.com/profile/05954056757251733267noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-3664182721201077179.post-55347324832895015332012-12-17T22:42:06.547+09:002012-12-17T22:42:06.547+09:00歩きのオス
>kbk38さん
コメントありがとうございます。
アリストテレスはギリシア人ですから...歩きのオス<br />>kbk38さん<br />コメントありがとうございます。<br /><br /> アリストテレスはギリシア人ですから当然「ドゥーレー」という単語を使っています。でも、用例を全部当たったわけじゃないのですが、アリストテレスは、Raphaelさんが使いたい(理解したい)ような意味ではなく「女奴隷」の意味で使っています。「ドゥーラ」はその現代ギリシア語で、現代には奴隷はいませんから本文で書いたように「下女」の意味で使われます。<br /> 要するにどちらも社会的な上下関係がかならず入る単語ですね。<br /><br /> 古代ギリシアでは産婦が乳母を婚家に連れて行くことが珍しくなかったと思いますので、kbk38さんの「憶測」ではありません。「乳母」はドゥーレーとは別の単語ですが、奴隷身分であっただろうと思います。長くなるのではしょりますが、奴隷身分から解放されることもありました。<br /> 「産後「ドゥーラ」の呼称もありなのではないか」というのは、おっしゃるとおり、産後ドゥーラの方に「奴隷の奉仕」だという認識があれば正しいと思います。ただ、「ドゥーラ」には対等の関係は決して含まれませんよ、と言いたくて本文を書いた次第です。<br /><br /> 産後三ヶ月ですかー。<br />大学院生と仕事をやりながらおむつ替えやらなんやらにてんてこまいしていた時代を思い出しましたが、はるか昔のことです。独身時代は電車の中で子供が泣いていると跳び蹴りしたくなるようなひどい奴でしたが、育児を経験してから、泣いている幼児を見ると頬がゆるんでしまいます。<br /> 長くなりました。お子様が健やかに成長することをお祈りします。<br />歩きのオスhttps://www.blogger.com/profile/05954056757251733267noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3664182721201077179.post-68043347880676995192012-12-17T11:37:48.752+09:002012-12-17T11:37:48.752+09:00初めて御邪魔致します。「産後ドゥーラ」のお話、大変に興味深く読みました。
英語版wikipedia...初めて御邪魔致します。「産後ドゥーラ」のお話、大変に興味深く読みました。<br /><br />英語版wikipediaのdoulaの項目を読む限り、Raphaelさんは「アリストテレスの時代から」の慣習という事でdoulaという呼称を使っているようですね(なぜdouleでないのかはよく判りませんが)。<br /><br />全くの憶測ですが、産婦が幼少期から面倒を見てもらった乳母(奴隷)を嫁入り道具の一部として実家から婚家に連れて行ったようなケースが念頭にあるのかもしれないと思いました(ギリシア悲劇ならパイドラ、メデイア、デイアネイラの乳母たち)。だとすると産褥期の助っ人としてこれほど頼りになる人はいないのでは(実家の母よりよっぽど頼れそうです)。<br /><br />というところまで含めて、「幼い頃から慈しみ育ててくれた乳母であるかのように献身的に産褥期の母親に尽くすサービス(←これも「奴隷の奉仕」ですよね笑)」を目指すのだとすれば、あえて「ドゥーラ」という呼称もありなのではないかと思いました(勿論字面だけで意味が分かる日本語呼称がいいに決まっていますが)。<br /><br />というか、そういう人がいたなら是非お願いしたかった里帰りなし密室育児中高齢出産女@産後三ヶ月です。<br />kbk38noreply@blogger.com