このブログを検索

2013年12月23日月曜日

旺旺(わんわん)など

ほんとに日記です。


家族で吉祥寺に。
それぞれ別行動で買い物をして1時間後に待ち合わせ。

わたしは予定のオレンジ色の革手袋を買ったあとで
ついノリーズをのぞいたのがいけなかった。

目を引くデザインのジャケットが新入荷。
ああ、買ってしまった!
今シーズンはもう買わないつもりだったのに。


待ち合わせて昼食。
スペインバル「ふくろう」に行くつもりだったのですが、
途中で「旺旺(わんわん)」という台湾料理屋があって、
そこにふらりと飛び込みました。

ランチを3人で頼みました。
わたしは「豚のスペアリブ煮込み」
妻が中華定番の「豚肉キクラゲ卵炒め」
娘も定番の「イカと青菜の塩味炒め」

奥に一人だけいる大柄の中国人コックが、
手際よく優雅な動きで作っている。
あわただしくない。そして音がうるさくない。

テーブルの切り盛りをしている中国人のお姉さんもあわただしくない。
サーブの合間にするりとキッチンに消えて小皿やご飯を並べている。


おいしかった。
ていねいに作った上品な味。

大衆料理屋でもないし、高級料理店でもない。
ふつうにおいしい。

吉祥寺でいちばん有名な中華料理店は「竹爐山房(ちくろさんぼう)」だと思いますが、
わたし的にはちょこざいな料理だと思えます。ていねいでアイデアを懲らした料理を出すんですけど、なんというか、

「おいしいものをぐわーーーーーーーっ! とかき込む楽しさ」

という料理のいちばんの本質が足りない気がする。
おいしいけどそういう楽しさが皿にあふれてない。「才気あるくそまじめ」で少し息苦しい。そして割高。ま、人それぞれの好みでしょうが。

(ただし、この店のシェフの山本豊の料理本はとてもすばらしくてよく参考にしています。品切れになっている本が多いのが残念。本と店の料理のイメージがこんなに違うのは不思議)


「旺旺(わんわん)」はその楽しさを外してない。
どれもおいしかった。そして高くない。


スペアリブは五香粉(ウーシャン・パウダー)の香り豊かに仕上げてある。


「豚肉キクラゲ卵炒め」は時折、オイスターソースなんかを使ってる店もありますが、
王道の塩味。そして上品。


「イカと青菜の塩味炒め」は、イカがふわふわ、塩味絶妙。




グランド・メニューには
「フカヒレの姿煮」
とかもちゃんとあります。


前から存在には気づいてたのですが、入ったことがなかった。
当たりです。
気楽に入れるちゃんとした中華。
入ってくるなり「ランチ13番!」とか注文してる常連さんもいる。


今度チャーハンと麺類を頼んで最終評価をしようと思ってます。
それと複数の常連さんが注文していた「13番」(エビチリでした)も。





夜は『海の上の診療所』最終回を見ながら、ワインとつまみ。
武井咲の演技力を見直しました。
それまでの「強い仮面」を捨てるときの「変身」の演技が見事。

つまみは「牡蠣とマッシュルームのアヒージョ」。
アヒージョ! 」に書いた作り方で、海老を牡蠣にかえるだけ(アンチョビは牡蠣のエキスが濃厚なので入れませんでした)。

ブラウン・マッシュルームに牡蠣のエキスが絡んで
「海老とマッシュルームのアヒージョ」よりおいしい!


ワインは白ではなく赤の
「ホルヘ・オルドネス・セラン2011」。
酸味が強いけれど不快ではない。
牡蠣のアヒージョとも合うと思いました。
酔っぱらってオルドネス。








0 件のコメント:

コメントを投稿